昭和レトロな町「津沢」の魅力を発信するショートムービーの完成を喜ぶ金谷さん(右)と白川克則さん

昭和レトロな町「津沢」の魅力を発信するショートムービーの完成を喜ぶ金谷さん(右)と白川克則さん

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昭和レトロな津沢を動画で紹介

北日本新聞(2016年5月10日)

 小矢部市商工会商業部会(金谷忠部会長)は、アウトレットモールからまちなかへの誘客を目指すレトロ事業の一環で、昭和の面影が残る津沢のまちなかの魅力を伝えようと、津沢の花火大会を中心に撮影したショートムービーを作り、動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開を始めた。(小矢部支局長・吉田博昌)

 小矢部市内には昭和のコレクターが多く、津沢には古いたたずまいが今も残る。商業部会はこれらを地域資源として町おこしに生かせないかと考えている。

 レトロ事業では昨年、石動駅前商店街の街かどサロンふれあいに駄菓子屋を開き、秋には年代によって懐かしさを感じる「おやべミルクセーキ」事業に取り組み、買い物客の回遊を目指してきた。

 ショートムービーのタイトルは「夏、君がいるこの街に」。市出身の映像作家、白川祐介さん(28)が、昨年8月15日のつざわ川まつり納涼花火大会(北日本新聞社共催)を中心にレトロな町「津沢」のイメージ映像を撮影した。

 浴衣を着た女性が昭和を色濃く感じさせる看板が並ぶまちなかや温かい光がこぼれる屋台が並ぶ通りを歩き、女性の視点で見る人に懐かしさを感じさせる仕上がりとなっている。映像は約2分30秒。

 このショートムービーを第1弾に市内に残る昭和レトロの魅力を伝える映像を撮影し、公開していくことも検討している。レトロ事業発案者で商業部会副部会長の白川克則さん(59)は「小矢部の魅力を発信し、アウトレット客を引き込むことでまちの元気につなげたい」と話している。

詳細情報

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YouTube「夏、君がいるこの街に」 https://www.youtube.com/watch?v=-6afTu5m-M4
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