飯田市を主会場に2日開幕した「いいだ人形劇フェスタ2016」。初日は、国内外のプロからアマチュアまで計18劇団が、市内各所で多彩なステージを繰り広げた。
午前中にオープニングセレモニーが開かれた飯田文化会館(飯田市)では同日午後、長野市篠ノ井西小6年5組の28人が、地元の民話を基にした作品「帰って来た虚空蔵菩薩(こくぞうぼさつ)さま」を披露した。
昨年から地元の幼稚園や老人ホームなどで人形劇を上演をしてきた子どもたちにとってフェスタは「夢の舞台」で、堂々とした演技が印象的だった。会場には約150人が集まり、立ち見客が出るほどのにぎわいだった。
フェスタは7日まで。期間中、350余の劇団が500を超える公演を予定している。