氷見、高岡、射水、砺波の4商工会議所や石川県能登地方の関係団体でつくる能越商工観光懇談会の第2回能越道交流会は12日、氷見市北大町のひみ番屋街で開かれた。同市出身で宝塚歌劇団月組娘役の海乃美月(うみのみつき)さんのトークショーやご当地グルメの直売会、氷見産ブリの解体ショーなどがあり、大勢の来場者でにぎわった。
海乃さんは、宝塚を志した小学生時代のエピソードや出演した各公演での思い出を振り返った。市民らでつくる応援団の団長を務める堂故茂参院議員、寺下利宏氷見商議所会頭と語る場面もあり、古里・氷見について「魚がおいしくて、立山連峰の景色がきれい。いろんな人に知ってもらいたい」と話した。
ご当地グルメはイワシの唐揚げや白エビバーガー、大門素麺などを販売。解体ショーは10キロ以上のブリ2本を用意し、番屋街内の「ひみ水産」「魚廣」のスタッフがさばき、200人に刺し身を振る舞った。石川県輪島市の御陣乗太鼓のステージもあった。
交流会は県内や能登の魅力を再発見しようと開催。開会式で国土交通省富山河川国道事務所の福濱方哉所長と本川祐治郎氷見市長があいさつした。