福井県小浜市白鬚の「まちの駅・旭座」で25日夕、15万個の発光ダイオード(LED)によるイルミネーションが始まった。色とりどりの光で"小浜湾"を幻想的に表現。北陸新幹線のデコレーションも登場して、小浜・京都ルート早期実現の機運を高めた。来年1月15日まで。
「小浜夢回廊・夢眼(むげん)」と銘打ち、指定管理者のオーイングが初めて企画した。小浜商工会議所青年部のメンバーらが今月中旬から飾り付けを行って完成させた。
式では古澤清秀オーイング専務や松崎晃治市長、上野清治小浜商工会議所会頭があいさつした後、スイッチを押して点灯。まちの駅と芝居小屋「旭座」との間の広場に設けた"小浜湾"では、青と白の光が点滅しながら、雄大な波がリアルに表現された。
旭座側の通路は鳥居をイメージした赤色に染まり、北陸新幹線のデコレーションが海沿いに現れると、観衆からは「おおー」と大きな歓声が上がっていた。
イルミネーションは毎日午後5時~同8時半。30分おきに1日7回、ナレーションや和風のオリジナル音楽に連動し、光が変化する「夢眼ショー」(約10分間)を上演する。