嶺南の旅館やホテルの女将(おかみ)でつくる「若狭路女将の会わかさ会」は16日、若狭町やエコファームみかた(同町)と共同開発した梅酒「紅姫(べにひめ)」のリニューアル商品を、小浜市内のホテルで披露した。女将らは「甘さ控えめで、さわやかに仕上がった」と第2弾をアピール。17日から販売。
若狭町特産の福井梅の品種「紅映(べにさし)」を使った「紅姫」は3者連携協定に基づいて開発し、今年2月から限定千本を発売。3カ月で完売となる人気商品となった。第2弾は女将らの意見を反映し、甘さを抑えた味に一新。ラベルに「若狭路女将の梅酒」という文言を加えてアピール度を高めた。第1弾と同様、わかさ会会員が梅もぎやラベル貼り、箱詰めを手伝って発売にこぎ着けた。
お披露目会には会員5人と森下裕・若狭町長らが出席。山岸和恵会長は「男性女性とも飲みやすい出来で、自信を持って売り出せる。今回もコラーゲン入りで美容にもいい」とPRした。試飲した森下町長は「まろやかでおいしい」と太鼓判を押していた。
300ミリリットル入りで税込み1620円。アルコール度数17%。わかさ会会員10社の旅館やホテルをはじめ道の駅、土産物店などで販売する。東京のアンテナショップでも取り扱う予定。