高岡商工会議所は来年２月１９日、高岡市内を中心とした企業・団体の協力で、児童に職業体験をしてもらうイベント「高岡こどもおしごと博」を同市のクルン高岡地下街で開く。子どもたちに市内の産業に関心を持ってもらい、将来の夢を育んでもらう。

　職業体験イベントは今年２月、「たかおかＷＯＲＫ☆ＷＯＲＫ（わくわく）キッズ」の名称で初めて開催した。東京などにある子ども向け職業体験型施設「キッザニア」の高岡版をイメージし、２３の企業・団体が銅器職人や路面電車の運転士などを体験できるブースを設置。約５００人の子どもたちでにぎわい、好評だったことから、来年も名称を改めて継続する。

　前回同様に参加各社がブースを設け、それぞれものづくり体験やワークショップを行う。内容が固まる来年１月中旬以降、市内を中心とする小学校にちらしを配布して参加を受け付ける。高岡商議所の担当者は「中心街のにぎわい創出にも役立てたい」としている。現在、参加企業を募集している。問い合わせは同商議所、電話０７６６（２３）５０００。