「観光大使かみいち」の来栖梨紗さん、大西杏奈さんが21日、富山地方鉄道本線の観光列車アルプスエキスプレスに乗車し、上市町特産の飲み物やパンフレットを使って乗客に来町を呼び掛けた。
町観光協会が3月中旬までの土日曜(一部除く)に計14日間、同線で行う「魅力満載号」事業の一環。観光大使は月1回ずつ乗車する。
2人は、町のマスコット「つるぎくん」をデザインしたエプロンを着て車内を回った。ショウガシロップ「上市でしょうが!」のお湯割りや、メグスリノキの茶「九宝茶」を乗客に運んだり、会話をしながら各種パンフレットやつるぎくんグッズの入った袋を配ったりした。
事業では、飲み物の試飲、商品の販売、ボランティアガイドによる観光PRなどを実施。座席指定の2号車では、飲み物と一緒にサトイモを使った菓子を振る舞う。午後1時11分に電鉄富山駅を出発し、上市駅経由で午後2時18分に宇奈月温泉駅に着く列車が対象で、折り返しの上市駅まで実施する。