全国藩校サミット金沢大会(本社特別協力)に合わせた特別展「加賀藩校扁(へん)額(がく)~明倫堂(めいりんどう)・経武館(けいぶかん)」は1日、金大角間キャンパスの資料館展示室で始まった。現存する国内最大級の藩校扁額や藩校が描かれた絵図など史料15点が展示され、学生らが「学都金沢」の礎となった歴史に理解を深めた。
扁額は加賀藩の文学校「明倫堂」と武学校「経武館」の2点で、明倫堂が縦1・3メートル、横2・8メートル、経武館が縦1・2メートル、横2・7メートルの大きさ。30日から始まるサミットを前に、金大資料館が展示室に飾っていた扁額を、金沢市玉川図書館近世史料館、石川県立歴史博物館などから借りた藩校に関する所蔵品とともに並べた。10月27日まで。