輪島市門前町鵜山のワイン用ブドウ畑で6日、収穫作業が始まった。畑はワイン醸造会社「ハイディワイナリー」(同町千代)が苗木から育てた2・2ヘクタールで、従業員が8センチほどに実った房にはさみを入れた。
収穫されたのは、白ワイン用の品種「ソーヴィニヨンブラン」で、髙作正樹社長によると、糖度、酸味ともに十分で上出来という。週末には千代の畑で赤ワイン用の品種「メルロー」の収穫も始まる。
今年は畑を増やしたことや、苗木が育って多くの実を付けるようになったことから、同社では昨年の5倍となる10トンの収量を見込む。来年春に門前産ワイン1万本を出荷する。