福井県大野市角野の九頭竜国民休養地で28、29の両日開かれる「第38回九頭竜紅葉まつり」の宣伝隊が12日、福井新聞社を訪れ、来場を呼び掛けた。
まつり実行委の新井俊成委員長ら4人が来社した。目玉は28日にオープンする市化石発掘体験センター「HOROSSA!(ホロッサ)」での化石探し。和泉地区産の岩石を砕き、本物の貝や恐竜の歯などを掘り当てる。中竜鉱山で使われていたトロッコ列車の乗車体験や、バルーンアートなどの多彩なステージもある。
1日600食を振る舞う「大鍋」は、地元産のサトイモやマイタケなどをふんだんに使い無料で提供する。手打ちそばやイワナの塩焼き、野菜の販売コーナーも並ぶ。JR越美北線で訪れた人には、九頭竜湖駅で会場内で使える200円分の買い物補助券を配る。
新井委員長は「6割ほど色付き、まつり当日は見頃になる。九頭竜湖へ足を延ばせばパノラマの紅葉が楽しめる」とPRした。両日とも午前9時~午後4時。問い合わせは同実行委(大野市和泉支所)=電話0779(78)2111。