金大の学位記・修了証書授与式は２２日、金沢市のいしかわ総合スポーツセンターで行われ、卒業生と修了生計２４６４人が新たな一歩を踏み出した。山崎光悦学長は告辞で、生涯学び続ける努力を継続するよう求め、「新しいことに果敢に挑戦する社会人を目指してほしい」と激励した。
　卒業生、修了生を代表して医薬保健学域薬学類の髙橋健輔さん（２５）、大学院人間社会環境研究科人文学専攻の渡辺司さん（２４）が答辞を述べた。学問や卒業論文の成果に優れた８人が学長表彰を受けた。
　卒業生の就職内定率は５日時点で学類９８・５％（前年同時期９７・６％）、大学院９７・１％（同９７・７％）になり、企業の採用意欲の高まりから高水準となっている。