「2018富山湾蜃気楼(しんきろう)ヨットレース」の最終日は3日、魚津港沖の周回コースでタイムを競う「桑山杯おんばたヨットレース」を行い、セラ(立山)が優勝した。無料の体験航海もあり、家族連れらが潮風を受けながらクルージングを楽しんだ。
13隻が魚津港を出た後、同市北鬼江沖を発着点に同市三ケ沖で折り返す約5・5キロの周回コースを1周して争った。序盤から抜け出したセラがトップを守って約1時間5分でゴールした。
「おんばた」は海辺を表す方言で、海岸から数百メートルの海上で繰り広げられるレースを大勢の人が観戦したり写真撮影したりしていた。体験航海は47人がヨットに分乗し、同港沖合で約1時間のクルージングを満喫した。
富山湾蜃気楼ヨットレースは、愛好家でつくる実行委員会と県セーリング連盟が2013年から毎年開いている。北日本新聞社後援。
▽総合(2)光洋(富山)(3)アルバトロス(氷見)