一般財団法人石川県芸術文化協会の「いしかわ芸術新時代かなざわファッションショー」(本社など共催)は23日、金沢市の北國新聞赤羽ホールで開かれ、華やかな新作ファッション80点が次々と紹介され、満席の観客を魅了した。
石川県編物協会員16人、北陸服装文化協会員8人、石川や富山など全国各地の有志デザイナー15人がデザイン、製作したファッションを出品した。アドバンス社(金沢市)に所属するモデル10人が出演した。
第1部では、半袖やノースリーブなど春・夏用の涼しげなニット作品、水玉のテーマや手描きの漆をデザインに使ったワンピースなどが披露された。
第2部では、フルートの多田由実子さん、チェロの富田祥さん、ピアノの平野加奈さんの3人によるミニコンサートが開かれた。3人の演奏を背に、上品なドレスなどを着たモデルが華麗にウオーキングし、グランドフィナーレではモデル10人が舞台に勢ぞろいした。