8月のたてもん祭りで協力隊が着用するTシャツ

8月のたてもん祭りで協力隊が着用するTシャツ

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たてもん協力隊Tシャツ完成 8月、魚津で祭り

北日本新聞(2018年7月6日)

 8月3、4の両日に魚津市の諏訪神社で行われる「たてもん祭り」で、各町から神社までたてもんを引く「たてもん協力隊」が着用するTシャツが完成した。新川みどり野高校美術部員がデザインし、ちょうちんの明かりや祭りのにぎわいを表現。市教委は5日、市役所で披露し「たてもんは見るだけでなく、ボランティアで参加できるのが魅力。ぜひ隊員になってほしい」と呼び掛けた。

 市教委は協力隊を1998年から毎年結成し、隊員に祭り本番で身に着けてもらうTシャツを贈っている。

 祭りの地元で閉校を控えていた村木小学校が担当した昨年を除き、市内の高校や一般からデザインを募っていた。今回は新川みどり野高校美術部が考案し、市教委が9点の中から1点を選んだ。

 黒地に黄色で、たてもんの絵と「TATEMON 2018」の文字があしらわれている。市教委は 「揺れるちょうちんに躍動感があり、全体のバランスもいい」と選定理由を説明した。

 協力隊は小学生以上70歳以下が対象。祭り2日間で延べ350人程度の隊員を募集し、1日のみの参加も可能。定員になり次第締め切る。問い合わせは生涯学習・スポーツ課、電話0765(23)1045(平日午前8時半~午後5時15分)。

 ■歴代のTシャツ紹介
 「たてもん祭り」に向け、これまで「たてもん協力隊」が着用したオリジナルTシャツの展示会が、同市の魚津商工会議所ビル1階ギャラリーで開かれている。同月7日まで。

 展示は魚津まつり実行委員会(会長・木下荘司市観光協会長)と市教委が毎年開き6回目。たてもんが描かれた青や紫、白色などのTシャツが並ぶ。「じゃんとこい魚津まつり」のポスターも掲示している。土、日曜と祝日は休館。

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