2018たけふ菊人形(9月28日開幕、福井新聞社共催)のプレイベント「だるまちゃん広場であそぼ」が8月25、26日、越前市の武生中央公園で開かれた。強烈な日差しの下、水と遊ぶアトラクションに子どもたちの歓声が上がった。
5月に亡くなった同市出身の絵本作家、加古里子さんが監修しただるまちゃん広場で昨年秋初めて開かれ、今年は夏休み開催となった。
新登場の泡のプールは泡だらけになった幼児たちの笑顔が広がった。市内から母姉と来た河端俊介ちゃん(4)は「泡のひげができた。冷たくて気持ちよかった」と満足げ。たるの穴に刀を刺す「噴水危機一髪」にも挑戦し、突然噴き出す水にはしゃいでいた。
加古さんの絵本にちなんだ「からすのパンやさん」は、キャラクターパンを限定販売。せせらぎに手作りささ舟を流す体験や、武生ライオンズクラブが設けた「○×クイズ」など各ブースも人気を集めていた。
観覧車、モノレールなど遊具も菊人形まつりを前に運行した。催しは9月1、2日にもあり、午後2時と同4時から、公園内の子どもたちで「だるまちゃんが転んだ」大会を行う。アトラクションは有料。