「魔笛」の公演に向けて練習する出演者

「魔笛」の公演に向けて練習する出演者

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幕開けはオペラ「魔笛」 宇奈月で15日からモーツァルト音楽祭

北日本新聞(2018年9月13日)

 黒部市宇奈月温泉一帯を舞台に、県内外の演奏家がモーツァルトの曲を奏でる「湯の街ふれあい音楽祭 モーツァルト@宇奈月」が15日から3日間の日程で行われる。今回が9回目で、宇奈月国際会館セレネでのオープニングオペラ(15日)では「魔笛」のハイライト公演が上演される。県内外の声楽家15人がモーツァルトの代表作を繰り広げる。

 オープニングオペラは、オペラの魅力を初心者にも分かりやすく伝えようと、音楽祭芸術監督の横島勝人さん(神奈川)が企画し、2016年の第7回から4回シリーズとして始まった。同年は「ドン・ジョバンニ」、昨年は「フィガロの結婚」を上演した。

 「魔笛」は、魔法の笛を与えられた王子タミーノが、夜の女王の娘パミーナに出会い、試練を乗り越える愛と冒険の物語を描く。モーツァルトの最後のオペラ作品で、高い人気を誇っている。

 今回は初めて出演者オーディションを実施。選ばれた声楽家15人が3月から富山市民芸術創造センターなどで練習を重ねてきた。本番は出演者が全編ドイツ語で歌い、あらすじは日本語で紹介される。横島さんが指揮を務め、横島さんが指導する「モーツァルトオーケストラセレネ」が管弦楽、「モーツァルトコーアセレネ」が合唱を担当する。


■街角やロビーで550人が演奏
 今回の「湯の街ふれあい音楽祭 モーツァルト@宇奈月」には県内外の約550人が出演し、温泉街の街角や旅館・ホテルのロビーなどで演奏を披露する。

 有料公演は15日のオープニングオペラをはじめ、宇奈月国際会館セレネ大ホールで全3公演を行う。16日午後0時半から若手奏者による室内楽ワンコインコンサートを開催。17日同3時から、県内外の演奏家や黒部市民らで編成する宇奈月アマデウス祝祭管弦楽団・合唱団によるスペシャルコンサートがあり、大曲「レクイエム」などを披露する。入場料はワンコインコンサートが500円、スペシャルコンサートは一般1500円、高校生以下500円。未就学児は入場できない。

 このほか、17日午前10時から同ホールで、音楽祭芸術監督の横島勝人さんのトークがあり、モーツァルトの交響曲について語る。16日午前10時半からは小ホールでキッズコンサートもある。いずれも無料。

 問い合わせは音楽祭事務局(セレネ内)、電話0765(62)2000。

 音楽祭実行委員会の篠崎秀一委員長は「出演者のモチベーションは例年以上に高く、練習にも力が入っていた。ぜひ成果を見てほしい」と話している。開演は15日午後3時。チケットは全席自由千円で、未就学児は入場できない。

 音楽祭はモーツァルトの生誕地、オーストリア・ザルツブルグの景観が宇奈月温泉と似ていることから10年に始まった。同実行委主催、黒部まちづくり協議会主管、黒部市、宇奈月国際会館、北日本新聞社共催。

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