北陸新幹線車両の前で盛んにシャッターを切る来場者=白山市の白山総合車両所

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新幹線の「舞台裏」公開 白山総合車両所5千人が満喫

北國新聞(2018年9月24日)

 北陸新幹線車両の整備・点検などを行う白山総合車両所(白山市)が23日、一般公開され、県内外から訪れた親子連れや鉄道愛好家ら約5千人が、雪国を走る新幹線の普段目にすることのできない「舞台裏」を満喫した。
 4回目となる今年は運転台の見学と、座席の清掃、パンタグラフの昇降体験などが初めて企画された。限定50組に対し、約650組の申し込みがあった運転台見学では、子どもたちが速度を調節する「ノッチ」と呼ばれるレバーを操作し、歓声を上げた。
 車両を平行移動させて別のレールに移す装置「トラバーサー」や車両を昇降させる機械の実演が人気を集め、大勢の来場者が写真や動画に収めた。開会式では中本和男所長、山田憲昭白山市長があいさつした。
 母親と初めて訪れた津幡町太白台小4年の坂本勇希君は「運転台に座ることができてワクワクした。かっこいい新幹線の基地はめったに入れないので、毎年来たい」と声を弾ませた。

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