28日に新米販売が始まった県産米の新品種「ひゃくまん穀(ごく)」のおにぎり無料配布イベントが30日、県内の10カ所で行われ、生産者らが大粒で「冷めてもおいしい」とされる魅力をアピールした。
JA金沢市ほがらか村野田店では、イベント前から来場者が列をなし、用意されたおにぎり200個は約10分でなくなった。髙森翔正さん(13)は「柔らかくて口にコメのおいしさが広がった」と笑顔を見せた。
白山市の道の駅「めぐみ白山」や中能登町の道の駅「織姫の里なかのと」でも生産者部会の支部員らが配布したほか、能登空港や小松、能美市などでも配られた。