海風亭でバイ飯を取材する犬嶋さん(左)らメンバー

海風亭でバイ飯を取材する犬嶋さん(左)らメンバー

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魚津バイ飯「いいね!」 ブランド総選挙へ大学生後押し

北日本新聞(2018年10月24日)

 「東海・北陸地域ブランド総選挙」にエントリーした魚津漁協の「魚津バイ飯」の上位ランクインを目指し、富山国際大の女子学生が写真共有アプリ「インスタグラム」を使った魅力発信に取り組んでいる。11月上旬に迫る予選突破へ「決勝に進めるよう頑張りたい」と意気込み、ラストスパートをかける。

 東海・北陸地域ブランド総選挙は中部経済産業局などが実施。大学生が地域団体商標を取得した団体への取材と発信を通して、その魅力の発掘・発展につなげる。

 インスタグラムの内容や11月2日までに得た「いいね!」の数、新商品・新ビジネスのアイデアなどをまとめた提案書を基に審査される。18チームが参加し、10チーム程度が12月の決勝戦に進む。

 同大現代社会学部の犬嶋あいりさん(19)をリーダーに同学部の2年生5人がチーム「きときとJD」を組む。

 魚津バイ飯は魚津産のバイをふんだんに使った炊き込みご飯で、チームは8月上旬から同漁協や海の駅蜃気楼(しんきろう)、魚津特産物販売店・ミラマルシェなどで精力的に取材。9月上旬から始めた投稿は約30を数え、新鮮さやおいしさをアピールする。

 提案書作成も詰めの段階となり、22日は夜まで同漁協や日本料理「海風亭」を訪ねて取材や簡単な調理体験をした。犬嶋さんは「魚津に足を運んで食べてもらえる仕組みを考えています」と話した。

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