潮風ギャラリーを視察する旅行会社の担当者たち

潮風ギャラリーを視察する旅行会社の担当者たち

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県西部「魅力いっぱいやで」 関西の旅行会社招きツアー

北日本新聞(2018年10月30日)

  関西に拠点を持つ旅行会社の企画担当者を招いたモニターツアーが29日、県西部で始まった。計15社18人が氷見、射水両市を訪れ、新鮮な魚や氷見市出身の漫画家、藤子不二雄(A)さんを育んだ風土の魅力を体感した。30日まで。

 一行は、氷見市中央町の「潮風ギャラリー」を見学した。藤子(A)さん本人のデータを基に3Dプリンターで作ったフィギュアや「忍者ハットリくん」のセル画など、藤子(A)さんの約70年にわたる活動にまつわる貴重な資料に見入った。原作アニメのキャラクター像などが並ぶ中心街の「まんがロード」を散策し、氷見の漫画文化にも触れた。

 射水市八幡町の新湊漁港では、昼競りの様子を視察した。高岡市のホテルニューオータニ高岡で観光説明会や商談会があり、担当者らが旅行商品づくりについて意見を交わした。

 30日は高岡市オフィスパークの鋳物メーカー「能作」の工場や、南砺市北川のいなみ木彫りの里などに足を運ぶ。

 ツアーは県内を巡ることで商品開発につなげてもらおうと、県西部6市が企画した。

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