クレーンで鬼瓦の一部をつり上げる作業員

クレーンで鬼瓦の一部をつり上げる作業員

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1トンの鬼瓦、天高く 金沢・東別院 本堂屋根に据え付け

北國新聞(2018年12月14日)

 屋根のふき替え工事が進む真宗大谷派金沢別院(金沢市安江町、東別院)本堂で13日、建物の頂部を飾る鬼瓦の設置作業が行われた。総重量1・1トンの瓦2個がそれぞれ三つに分けて大型クレーンでつり上げられ、地上30・5メートルの「棟(むな)木(ぎ)」に据え付けられる珍しい風景に、周辺住民や境内にある金沢幼稚園の子どもらが見入った。
 鬼瓦は木製で、表面が厚さ0・5ミリの銅板で覆われている。本体はてっぺんに「経(きょう)の巻(まき)」と呼ばれる飾りがあり、高さ1・4メートル、幅、奥行き各1・1メートル。左右に「ヒレ」と呼ばれる幅1・8メートルの部材が付く。
 13日は本堂裏で「瓦上げ式」が営まれ、勤行の後、小林斉(ひとし)輪番らが瓦を除幕した。工事中の本堂はシートですっぽり覆われているが、てっぺんの一部が開けられ、棟木に登った作業員が鬼瓦を固定した。作業は午後2時ごろから夜まで行われ、14日も続く。
 昨年7月に始まったふき替え工事は計画通り進んでおり、来年2月にシートと足場の撤去、同6月に完工を予定している。
 小林輪番は「新しくなる本堂がこれからも住民、門徒の集いの場であり続けることを願っている」と述べた。

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