荘厳な歌声と音色を響かせる出演者=石川県立音楽堂コンサートホール

荘厳な歌声と音色を響かせる出演者=石川県立音楽堂コンサートホール

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厳かに鎮魂の響き 金沢で石川県音文協年末公演

北國新聞(2018年12月24日)

 石川県音楽文化協会の創立45周年記念、第56回年末公演「レクイエム交響曲第25番」(音文協年末公演実行委員会主催、北國新聞社など共催)は23日、金沢市の県立音楽堂コンサートホールで開かれた。来年3月のイタリア公演を記念し、特別編成の石川フィルハーモニー交響楽団45人と県合唱協会県民合唱団約110人、イタリアからの指揮者とソリスト、合唱団員らが厳かにモーツァルトの名曲を響かせた。
 音楽文化協会は2016年の年末公演からイタリアの演奏家と合同演奏を行い交流を深めている。今回は指揮者のジョバンニ・チェルニッキアーロさん、メゾソプラノ歌手フランチェスカ・ロマーナ・イオリオさん、アルケ合唱団からソプラノ、アルト、テノール、バス歌手4人が訪れた。
 鎮魂のためのミサ曲であるレクイエムでは、田尻真高さんが指揮し、死への恐れや、癒やしをもたらす信仰の喜びを荘厳な調べと合唱で表現した。石川公美さん(ソプラノ)、イオリオさん(メゾソプラノ)、糸賀修平さん(テノール)、原田勇雅さん(バリトン)が独唱した。交響曲第25番ではチェルニッキアーロさんがタクトを振った。

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