金沢市が整備した新たな照明設備による金沢駅鼓(つづみ)門(もん)のライトアップが25日始まり、加賀五彩をイメージした光が照射された。
市は夜間景観の魅力創出を目的に、鼓門周辺に発光ダイオード(LED)投光器20基を設けた。毎日、日没から翌日午前0時まで白色で照らし、正時ごとに加賀五彩をイメージした光を照射する。月曜がえんじ、火曜が藍、水曜が草、木曜が黄土、金曜が古代紫の各色で、土日は5色を使う。
鼓門前で照明設備の完成式が行われ、土日用のライトが照らされた鼓門の下で市第3消防団が加賀鳶(とび)はしご登りを披露した。緑や赤などの光でクリスマス用のライトアップも特別に行われた。