米騒動バーガーを試食し、笑顔を見せる参加者=魚津市役所

米騒動バーガーを試食し、笑顔を見せる参加者=魚津市役所

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「米騒動バーガー」うまい 魚津で試食会 14日から東京と魚津で販売

北日本新聞(2019年1月12日)

 首都圏で魚津市の食の魅力をアピールする目的で開発された「米騒動バーガー」の試食会が11日、市役所で開かれ、村椿晃市長ら関係者が味わった。ブリ大根とベニズワイガニのすり身団子をコシヒカリのご飯で挟んだ2種類のライスバーガーで、全て魚津産食材で作った。14日から1カ月間、東京・中板橋商店街の食堂「うおづや」と同市釈迦堂の「日本料理 海風亭」で販売される。

 誘客増を目的に、とやま観光推進機構と市が取り組む「『魚津の食』磨き上げ支援プロジェクト」の一環。大学生のアイデアを基に、新川食文化研鑽(けんさん)会(海野文章代表)のメンバーが完成させた。商品名で米騒動発祥の地・魚津をアピールする。消費者の声を反映させて定番メニュー化を目指す。

 市6次産業化等推進協議会や観光、交通などの関係者約30人が出席し、村椿市長が「魚津の魅力の大きな柱である食を発信していきたい」とあいさつ。研鑽会の海野代表(40)と海風亭料理長の美浪呂哉(ともや)さん(34)が商品化に向けた工夫などを話した。

 出席者は「ごま油としょうゆを塗って焼いたご飯が具材と良く合う」「すり身団子に載せたコールスローにバイ貝が入っていて、食感がいい」などと笑顔で話した。

 バーガーと茶わん蒸し、汁物がセットで1280円。両店ともにランチ時間帯に提供する。

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