力を込めて3本の綱を編み上げた伝承協議会の会員ら=1月13日、福井県敦賀市相生町

力を込めて3本の綱を編み上げた伝承協議会の会員ら=1月13日、福井県敦賀市相生町

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重さ500キロ大綱完成 敦賀、夷子大黒綱引き向け

福井新聞(2019年1月14日)

 福井県敦賀市相生町の旧西町通りで1月20日に国指定重要無形民俗文化財「夷子(えびす)大黒綱引き」が行われるのを前に13日、綱引きに用いる大綱作りが区内の作業場で行われた。伝承協議会の男衆が力を込めてわらを網み、重さ約500キロの大綱を完成させた。

 綱引きは旧西町に約400年伝わる伝統行事。夷子方と大黒方で綱を引き合い、夷子方が勝つと豊漁、大黒方なら豊作とされる。

 午前8時半から保存会会員ら約30人が、作業場に集合。麻のロープを芯にし、わらを束ねた綱3本を隙間ができないよう、男衆が力を込めて巻き付けていった。

 冷え込む作業場で、「練って練って、回って回って、よいよい」との独特な掛け声に合わせて作業すること約8時間。長さ約50メートル、太さ約30センチの大綱が完成した。

 伝承協議会の会長(74)は「今年も伝統を受け継ぐための準備が整い、充実感を感じている。合図とともに一斉に綱に力が加わる迫力を多くの人に見てもらいたい」と話していた。

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