梶市長からヘルメットを受け取る風間さん(右)=東京・平河町の都道府県会館

梶市長からヘルメットを受け取る風間さん(右)=東京・平河町の都道府県会館

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ライダー歓迎都市宣言 輪島市、5月に交流イベント 親善大使に風間さん

北國新聞(2019年1月24日)

輪島市は23日、里山里海の景観を多くのツーリング愛好者に知ってもらおうと、「ライダーを笑顔で歓迎する都市」を宣言した。バイク専用の駐車場や撮影スポットを整備するとともに、5月には全国のライダーを招いた交流会を開き、にぎわいの創出につなげる。
 同日、東京・平河町の都道府県会館で梶文秋市長が宣言文を読み上げ、バイク冒険家の風間深志さん(68)=東京・小平市=を「モーターサイクル親善大使」に任命した。
 市によると、ライダー歓迎のまちづくりを市で宣言するのは全国初。風間さんには、梶市長から親善大使の委嘱状と名刺に加え、輪島塗の加飾技法である蒔(まき)絵(え)を用い、黒地に赤と金色のラインが入ったヘルメットも贈られた。
 市は新年度、道の駅などの公共施設を中心にバイク用の駐車場や携帯電話の充電コーナーを整備し、漆芸のヘルメットやストラップなどのグッズも開発する。
 5月の交流会は市マリンタウンで開催される予定で、全国各地のライダーが千里浜海岸を目指す「サンライズ・サンセット・ツーリング・ラリー(SSTR)」(北國新聞社後援)に合わせ、約400人を招く。
 史上初めてバイクで北極点と南極点に到達したことで知られ、SSTRの企画者でもある風間さんは「能登は風情があり、多くのライダーが目を向けている。輪島に訪れるよう呼び掛けていきたい」と意気込んだ。梶市長は「能登の潮風を感じながら、バイクで走る爽快感をたくさんの人に広めたい」と話した。

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