馬場のみそを仕込む参加者=中能登町東馬場

馬場のみそを仕込む参加者=中能登町東馬場

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「馬場のみそ」仕込む 中能登アヅマの百笑くらぶ

北國新聞(2019年1月28日)

 中能登町東馬場、西馬場の住民でつくる「中能登アヅマの百笑(ひゃくしょう)くらぶ」は27日、同町東馬場の近江節子さん(77)方で、地元に伝わる自家製みそ「馬場(ばんば)のみそ」を仕込んだ。まろやかな甘みが特長で、11月下旬に完成する。
 仕込みには地元住民約30人が参加した。せいろで蒸した中能登町産大豆をすりつぶし、米こうじと塩を加え、たるに空気を抜きながら詰めた。グループ内で「みそ奉行」と呼ばれる近江さんが造り方を指導した。今年はみそ約150キロが出来上がる予定で、住民や希望者らに実費で販売する。
 馬場のみそは、昭和40年代までは各家庭で造られていたが次第に廃れた。同くらぶが2012年に復活させて以来、毎年1月に仕込み作業を行っている。

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