県産食材をふんだんに使った料理や地酒を味わう来場者

県産食材をふんだんに使った料理や地酒を味わう来場者

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越中料理に地酒ぴったり 魚津で「食の王国フェスタ」

北日本新聞(2019年2月3日)

 富山の味覚を県内外にPRする「越中とやま食の王国フェスタ2019~冬の陣~」は2日、魚津市のホテルグランミラージュで開かれ、来場者は県産食材をふんだんに使った料理や地酒を味わった。

 県や農林水産業の団体でつくる実行委員会が2007年から毎年秋と冬に開催している。今回は「越中料理と地酒を楽しむ会」と題し、首都圏や中京圏からのツアー客を含め約250人が参加した。

 メニューはホテルグランミラージュが考案した。魚津市の特産品「加積りんご」のみぞれ酢を用いたあえ物、イノシシ肉を具材としたみそ汁、野菜のプチヴェールと白エビのかき揚げ、黒部名水ポークと新川大根の蒸し物など、旬の食材を数多く取り入れた。富山米の新品種「富富富(ふふふ)」はカツオのふりかけを添えた。

 県内17酒蔵の地酒を振る舞うコーナーには長い列ができ、来場者はオリジナルのフルコース料理と合わせて飲み比べを楽しんでいた。

 実行委員会長の石井隆一知事があいさつ。村椿晃魚津市長が歓迎の言葉を述べ、岩瀬新吾県酒造組合副会長の発声で乾杯した。高野行雄県議会議長、伊藤孝邦県JA中央会長、尾山春枝県漁連会長、忠田北日本新聞社長らが出席した。北日本新聞社共催。

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