初の個展に向けて制作に取り組む千田さん

初の個展に向けて制作に取り組む千田さん

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埼玉から移住6年、初の作陶展 21日から富山大和

北日本新聞(2019年2月10日)

 立山町瀬戸新の陶芸体験施設「陶農館」の職員、千田(ちだ)里実さん(26)が21日から26日まで、初の陶芸作品展を富山市の富山大和で開く。出身地の埼玉県から同町に移住し、陶芸を6年間学んだ成果を見てもらおうと準備を進めている。動植物をモチーフにした食器やオブジェを出品し「見た人が笑顔になる作品を目指す」と制作に励んでいる。

 千田さんは越中瀬戸焼の魅力に引かれ、2013年に埼玉から立山町に移り住んだ。町の研修制度で3年間、陶芸を学び、現在は陶農館で制作したり、陶芸体験者に教えたりしている。陶農館では登り窯の炊き方のほか、自分で焼いたわらを使って釉薬(ゆうやく)を調合したり、陶土を自ら掘ったりするなど、たくさんのことを学んだという。

 出展するのは、春の野の草花を描いた皿、キジやサルをモチーフに陶器と木を組み合わせた壁掛け、透かし彫りの小物入れなど。表面を加工して木のおけのように見える水盤は、風呂に入ってくつろぐサルの造形と一体になったユニークな作品だ。

 約100点を出展することを目標に、陶農館で制作に取り組んでいる。「自分の思いやイメージを形にできるのが陶芸の魅力。来場した方に楽しんでいただけたらうれしい」と話している。北日本新聞社後援。

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