春の観光シーズンの幕開けを告げる「三方五湖春まつり」が3月30、31の両日、福井県美浜、若狭両町にまたがる「レインボーライン」の第1駐車場などで開かれる。三方五湖地域の日本農業遺産認定を記念してコイ汁を振る舞うほか、両町の特産品販売などがある。
両町でつくる三方五湖広域観光協議会が主催。同駐車場には福井梅の加工品やへしこなど、両町の特産品を販売する屋台が並ぶ。コイ汁は三方湖で水揚げされたコイを使ったみそ汁で、両日ともへしこおにぎりとセットにして100食限定で配る。
31日には美浜町の農業関係者らでつくる「みはま餅っこ隊」による餅の振る舞いもある。
期間中はレインボーラインの通行料と山頂公園の入園料が半額になるほか、観光船レイククルーズの乗船料が割引される。
イベントは午前10時から午後3時まで。問い合わせは同協議会事務局(若狭町総合戦略課内)=電話0770(45)9111。