収穫がピークを迎えた伝統野菜「黒河マナ」=3月19日、福井県敦賀市山

収穫がピークを迎えた伝統野菜「黒河マナ」=3月19日、福井県敦賀市山

福井県 敦賀・若狭 特産

黒河マナ甘く、ほろ苦 敦賀で伝統野菜収穫ピーク

福井新聞(2019年3月20日)

 100年以上にわたり福井県敦賀市山で栽培が続く伝統野菜「黒河(くろこ)マナ」の収穫がピークを迎えた。甘味とほろ苦さが特徴で、生産者が1本ずつ丁寧に摘み取っている。

 同地区の農家でつくる「黒河マナ山村伝承栽培倶楽部(くらぶ)」の会員5人が約40アールの畑で栽培しており、4月中旬まで収穫する予定。黒河マナはアブラナ科で、葉は煮物やおひたしなどに、黄色の花は天ぷらで食べるとおいしいという。

 3月19日には団体会長(78)の畑で、約30センチの高さに育った黒河マナを収穫。ポキッポキッと小気味よい音を立てながら、20センチほどの柔らかい茎の部分を次々と摘んでいた。会長は「暖冬の影響か成長が早いし、出来も良い」と話していた。

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