能登町鵜川地区の住民でつくる「鵜川ふるさと再発見研究会」などは22日までに、地区の3偉人についてまとめたミニ絵本3種600部とDVD200部を製作した。
江戸時代に活躍した第6代横綱阿武(おうの)松緑之助(まつみどりのすけ)、地元で私塾や診療所を開設した原勤堂(きんどう)、明治時代に事故で沈んだ青函連絡船の乗客と船員を避難させて殉職した久田佐助船長の3人を取り上げた。
絵本とDVDは住民がより手軽に3人の業績に触れられるように、幼少時の逸話などをまとめた紙芝居をもとに製作した。鵜川公民館で希望者に配布する。