優美な舞を披露する稚児

優美な舞を披露する稚児

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稚児舞、散る花が彩り 宇奈月明日の法福寺 児童4人5曲奉納

北日本新聞(2019年4月22日)

 国指定重要無形民俗文化財「明日(あけび)の稚児舞」は21日、黒部市宇奈月町明日の法福寺(関口清浩(せいこう)住職)の観音会に合わせて奉納され、地元の児童4人が素朴で古風な舞を披露した。境内にある県指定文化財「明日の大桜」の花びらが散る中、大勢が見入った。

 稚児舞は、安土桃山時代に始まったと伝わる法福寺の伝統行事。上方系の舞楽が地方に伝わり定着したもので、地元住民らでつくる明日稚児舞保存会(松倉一夫会長)が継承に努めている。

 稚児は宇奈月小学校の金澤柚月(ゆづき)君(6年)、徳道天音(あまね)さん(4年)、西尾鉄将(てっしょう)君(3年)、山本尊(たける)君(2年)が務め、8日から練習してきた。

 古式ゆかしい衣装に身を包んだ4人は寺から大人に肩車をされ、土を踏まないようにして「明日の大桜」近くの舞台に上がった。太鼓や笛が奏でる「矛の舞」や「太平楽」など5曲に合わせて舞を繰り広げた。

 境内では「明日の大櫻蕎麦(そば)まつり」も開かれ、有志でつくる実行委員会(松倉喜好委員長)が地場産そば粉を使った約200食を来場者に振る舞った。

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