能登町特産のブルーベリーを使ったカレー=町役場

能登町特産のブルーベリーを使ったカレー=町役場

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能登町特産ブルーベリーでカレー 規格外を使い、農家の収入増に

北國新聞(2019年4月24日)

 石川県能登町柳田産のブルーベリーの甘酸っぱさを生かしたレトルトカレーが23日までに完成した。商品として出荷されない「規格外」の果実が使われており、カレーを売り込むことで、農家の収入アップにつなげる。28日から能登町の道の駅「桜峠」で販売され、今後は土産をそろえる町内の店にも並ぶ見通しだ。
 「奥能登プレミアム 能登町ブルーベリーカレー」(甘口)との商品名で、粒が小さかったり、やや傷んでいたりする果実が使われている。ブルーベリージャムもルーに加えられており、酸味と辛みのバランスを整えた。
 開発したのは、ひらみゆき農園(能登町)と障害者就労移行支援施設を運営する「奥能登元気プロジェクト」(輪島市)。
 ひらみゆき農園の平美由記代表によると、柳田では約120軒の農家がブルーベリーを栽培している。収穫、出荷時期は約3カ月間しかなく、同農園では毎年約1トンの規格外品が出ている。果実の活用と農家の安定した収益につなげようと、平さんは昨年9月、奥能登元気プロジェクトの奥田和也代表取締役にカレーの企画を持ち掛けた。
 カレーは、輪島市の就労移行支援事業所「奥能登WORKSスタジオ」で加工、包装し、月に約1500食を作る。
 23日、平さんや奥田さんら4人が能登町役場を訪れ、持木一茂町長に完成を報告した。試食した持木町長は「とてもおいしい。能登を訪れる観光客に一段と喜んでもらえる商品ができた」と喜んだ。
 カレーは道の駅などで180グラム750円で販売する。農家が仕入れて販売することも可能だ。平さんは「地域資源としてのブルーベリーを能登に残すために、工夫を続けていきたい」と話した。

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