魚津市の農家らでつくる果樹加工組合「ヴィータ・デ・フルッタ」(伊東康彦組合長)は、特産果樹を使ったジャムやあめなど7品目を開発した。一部を除き販売を始め、組合員は「魚津のおいしい果樹が年間通して楽しめる。ぜひ味わって」と話す。
リンゴとナシ、モモ、ブドウそれぞれのジャムとあめ、リンゴのドライフルーツ、大場養蜂園(富山市)とコラボレーションした「はちみつりんごジャム」を400~600円(税別)で販売。業務用「りんごペースト」と、イベント用の綿あめも開発した。
26日に市内で発表会を開き、村椿晃市長や海野武史JAうおづ組合長ら出席者から好評を得た。ヤギチーズ専門店・Y&Co(黒部市)と共同開発した「りんご入りやぎヨーグルト」も近く売り出す。
同組合は農家やJA職員ら8人で構成。加工品開発で特産果樹をアピールし、強風などによる傷で販売できない果実の有効活用にもつなげる。
同市北鬼江の同JA営農・経済センターで販売しており、取扱店を順次増やす。問い合わせは事務局の村崎豊靖さん、電話080(2965)3104。