人工ゲレンデでスキーを楽しむ家族連れ=5月2日、福井県大野市南六呂師の六呂師高原スキーパーク

人工ゲレンデでスキーを楽しむ家族連れ=5月2日、福井県大野市南六呂師の六呂師高原スキーパーク

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人工ゲレンデ満喫 大野・六呂師 スキーパーク営業再開

福井新聞(2019年5月3日)

 北陸3県で唯一の福井県大野市の人工ゲレンデ施設「六呂師高原スキーパーク」が今シーズンの営業を始めた。天候に恵まれた5月2日は、スキー愛好家や家族連れが、新緑がまぶしい自然の中で滑りを楽しんでいた。

 同施設は昨年、福井県が整備し、大野市が管理する。ゲレンデは長さ約300メートル、幅約25メートルにわたって樹脂製マットが敷かれている。スプリンクラーでマット表面をぬらし、雪に近い感覚で滑ることができる。

 営業再開初日の1日は降雨のため、客足に恵まれなかったが、2日は中京や関西圏の行楽客やトレーニングを目的としたスキー愛好家が訪れた。スキーは初めてという小学生もスキー板を器用に操りながら、緩やかな傾斜を気持ちよさそうに滑降していた。

 市商工観光振興課の担当者は「なだらかなゲレンデなので初心者にも楽しんでもらえる。冬が待ちきれないスキーヤーやボーダーにも大いに利用してもらいたい」と話していた。

 人工ゲレンデは5~11月の土日祝日を中心に一般開放する。大人2千円、小学生以下千円。スキーやスノーボードはレンタルしている。隣接する温浴施設の入浴料の割引がある。問い合わせは同パーク=電話0779(67)1066。

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