立山町は15日、斜面の残雪のため開通が遅れていた称名滝の遊歩道が同日から通行できるようになったと発表した。
遊歩道は観光駐車場から滝見台までの1・3キロ。例年は4月下旬に開通しているが、今年は春先の気温が低かったため斜面の雪が解けず、落石防止柵のネット設置が進まなかった。
15日朝に遊歩道を管理する県が現地の安全を確認し、開通を決めた。
滝見台まで行けることで、日本一の落差の称名滝やハンノキ滝の迫力ある眺めを間近で楽しめる。町が今年から導入した遊歩道の電動カーのレンタル事業は18日から開始する。