出産時や出産直後などに撮影した約150点が並ぶ写真展=5月17日、福井県若狭町パレア若狭

出産時や出産直後などに撮影した約150点が並ぶ写真展=5月17日、福井県若狭町パレア若狭

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命の誕生、写真で披露 福井・敦賀の助産院

福井新聞(2019年5月18日)

 お産の様子などを記録した写真展「お産は感動の玉手箱」が5月16日、福井県若狭町パレア若狭で始まった。生まれたての赤ちゃんと対面して喜びの表情を浮かべる夫婦や、赤ちゃんを抱いて感動の涙を流す母親など約150点の写真が並ぶ。企画した敦賀市三島町2丁目のたきざわ助産院は「命の誕生の喜びや尊さを感じてもらいたい」と話している。27日まで。

 同院は1946年に開設。現在は2代目の瀧澤和子さん(90)が院長を務めている。80年に同院を引き継ぐ前、小学校や高校の養護教諭だった瀧澤さんは、自分の命の尊さや親の愛情を自覚できずに複雑な感情を抱く思春期の子どもたちと接してきた。その経験から「生まれたときの家族の思いや赤ちゃんだった自分の様子を伝えたい」と、お産の様子を写真に収めてきた。

 「多くの人に見てもらい、自分の命の尊さについて振り返る機会になってほしい」と始めた写真展は、今回で3回目。過去10年ほどに撮影したものを、家族らの了承を得た上で並べた。

 夫におなかをさすられる妊婦や額に汗を浮かべながら出産する母親、生まれたばかりの赤ちゃんを笑顔で見つめる夫婦など命の誕生にまつわる一瞬をカメラで切り取った。「赤ちゃんを抱いたときの感覚は、どんなものにも変えられない」「無事に生まれてくれてよかった」など出産後の母親のコメントも添えられている。
 写真展は午前9時から午後8時まで。19日午前10時から、助産師の佐野裕子さん(46)による胎児の成長過程や出産についての講演がある。参加無料。21日は休館。

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