ガンバロー三唱する従業員=金沢市の香林坊大和

ガンバロー三唱する従業員=金沢市の香林坊大和

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中元商戦 金沢の百貨店でスタート

北國新聞(2019年5月21日)

 石川、富山の百貨店で20日、令和初の中元商戦がスタートした。各店は好調に売り上げが伸びた10連休の勢いを維持しようと、商品ラインアップを充実させる。人気が根強い地元産品をはじめ、体験型の「コト消費」を意識した商品が登場。配送料値上げの影響を緩和するため、送料無料の商品を拡充する動きもある。各店は商戦ピークが6月下旬と見込み、前年比1%増の売り上げを目指す。
 「平成最後に増収となり、令和も好調が続いている。この勢いで頑張ろう」。金沢市の香林坊大和で行われた出陣式で、岡本志郎店長は力強く語り、従業員にハッパを掛けた。
 大和は今年、体験を重視した商品としてレストランのディナー券を用意する。香林坊大和はギフトセンターに期間限定のワインバーを設けるほか、商品に関するセミナーを開催し、贈る側にも買い物を楽しんでもらう狙いだ。
 同社によると、近年の中元は恒例の「しきたり」としてではなく、親しい人や自分用にこだわりの商品を選ぶ傾向がある。このため、人気が高い北陸産品では県外の有名店などとコラボした限定商品も用意した。
 金沢市のめいてつ・エムザは約1200点の商品を扱う。配送料の値上げの動きが広がる中、送料無料や送料込みのギフトを前年より40点多くし、全体の半数以上となる620点に拡充した。
 地元商材を詰め合わせた看板商品「金沢小箱」「黒門小路ギフト」は内容を見直した。全国の人気グルメや小分けギフトなどをそろえ、多様なニーズに対応する。ギフトセンターは待合ブースと注文カウンターを仕切り、ゆっくりと商談ができるようにする。
 セレモニーでは二口豊一店長が「令和の時代、お客さまに気持ちを寄せ合い、商品力、提案力、人間力で長丁場を乗り切ろう」と呼び掛けた。
 ギフトセンターは香林坊大和が6月1日、めいてつ・エムザ、富山大和が5日、高岡大和が6日に開設する。

 8月25日で閉店する高岡大和の小杉美和子店長は出陣式で「最後の中元商戦になるが、精いっぱい頑張りたい」とあいさつした。

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