射水から魚津にかけての沖合を舞台にした「2019富山湾蜃気楼(しんきろう)ヨットレース」が1日、始まった。初日は「第7回魚津市長杯争奪富山湾横断蜃気楼ヨットレース」が行われ、出場した20隻が初夏の富山湾を横断した。アムール(魚津)が総合優勝した。2日まで。
ヨット愛好家らでつくる実行委員会(石崎一成委員長)と県セーリング連盟が主催。ヨット人口の拡大と海辺のにぎわい創出を目的に、2012年にプレ大会を行い、翌13年から毎年開いている。
初日は、射水市の海竜マリーナ沖から魚津市の魚津港沖まで約25キロのタイムを競った。県内の愛好家に加え、オープン参加として兵庫県西宮市のヨットクラブの2隻も出場した。午前10時にスタートし、午後1時10分ごろに先頭を走る1隻がゴールした。風が弱く、レースは緩やかに進行し、制限時間内にゴールできないヨットが多かった。
レース後は歓迎レセプションがあり、村椿晃市長や大愛高義魚津商工会議所会頭らが健闘をたたえた。
2日は、魚津港近くを回り海岸から観戦できる「桑山杯おんばたヨットレース」を午前10時から行う。午後1時からは無料体験航海もある。北日本新聞社後援。
(2)セラ(3)シンキロウ