後輩に胸を出す炎鵬=金沢学院相撲道場

後輩に胸を出す炎鵬=金沢学院相撲道場

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炎鵬、母校に帰る 後輩と稽古「力もらった」

北國新聞(2019年6月20日)

 大相撲の前頭炎鵬(24)=金沢市出身、宮城野部屋=が19日、母校である金沢学院高・大を訪れた。令和になってから初の帰省。7年間の思い出が染み込んだ土俵で汗を流し「身も心も引き締まる思い。恩師や後輩に会って、大きな力をもらった」と笑顔を浮かべた。
 つかの間のオフも炎鵬は寸暇を惜しんで体を動かしている。新入幕だった5月の夏場所は7勝2敗から6連敗で負け越し。「力不足を痛感した」と振り返り、7月7日初日の名古屋場所に向け「次こそ勝ち越して、地元の期待に応えたい」と意気込んでいる。
 金沢学院相撲道場では犀生中の相撲部員を含む約30人と一緒に稽古した。16日に打ち上げた滋賀合宿の疲れから自身の稽古は軽めの内容だったものの、後輩には積極的に胸を出し、笑顔でアドバイスするなどリラックスした様子だった。
 炎鵬は今後、本場所に備え名古屋で稽古を積み、30日は金沢市内で開かれる後援会発足を兼ねた入幕祝賀会に出席する。

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