防災知識を学ぶ講座を婚活の場に活用した「能美市de防災街コン」(本社後援)は29日、市防災センターで初めて開かれ、石川、富山の男女約30人が災害時の対応を学び、交流した。
市が主催し、被災経験がある防災士で婚活プランナーの柳原志保さん(46)が講師を務めた。
参加者は、阪神淡路大震災の実例を基に作られたカードゲーム「クロスロード」に取り組んだ。災害現場で想定される対応を「イエス」か「ノー」で答えるとともに回答の理由を説明し、互いの価値観に理解を深めた。防災食の試食や、新聞を使った防災グッズ作りも体験した。