俵原（たらわら）町に湧き出る冷鉱泉で養殖された「金沢百万石どじょう」の本格出荷が６日、始まった。松寺町のＪＡ金沢市本店で行われた「すいか祭り」では、かば焼きが販売され、大勢の来場者が列をつくった。
　ドジョウを育てるのは工務店経営の穴田毅さん（７１）＝大場町＝で、昨年は試験的に４キロを出荷した。今年は１０月までに同ＪＡの直売所「ほがらか村本店」や市内の居酒屋などに３００キロ程度の出荷を見込む。
　すいか祭りでは、市農産物ブランド「金沢すいか」の試食即売会や重さ当てクイズなど多彩な催しが行われ、多くの家族連れでにぎわった。７日まで。