専用ラベルで販売する宝剣岳エール

専用ラベルで販売する宝剣岳エール

長野県 伊那路

宝剣岳エール、新ラベルで 駒ケ根と宮田の大麦で地ビール

信濃毎日新聞(2019年7月25日)

 駒ケ根市と宮田村で昨年収穫した二条大麦で造ったビール「宝剣岳エール」が出来上がり、27日から両市村で販売する。第三セクターの南信州ビール(本社・駒ケ根市)が醸造し、24日に瓶詰めした。

 商品化は3年目。これまでは南信州ビール共通のラベルを使っていたが、中央アルプス宝剣岳の山並みの上に「宝剣岳エール」と記したデザインの専用ラベルを貼り、さわやかな山をイメージさせる味わいをアピールする。

 宝剣岳エールは、地元産の材料を使って付加価値の高いクラフトビールを造る両市村共同の6次産業化の取り組み。今年は大麦の麦芽300キロを使い、2日に仕込んだ。昨年と同じ千リットルを醸造。330ミリリットル瓶2千本を酒店やスーパー、コンビニで販売し、南信州ビール直営レストランでも飲める。

 昨年は8月半ばに在庫がなくなる人気だったといい、同社の担当者は「今年はこくがあり、麦の味をより感じられる。毎年違う味を楽しんでほしい」と話している。

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