赤く実ったモモ「あまとう2号」。収穫作業はピークを迎えている=7月30日、福井県おおい町小車田の「桃園ぴーちふる」

赤く実ったモモ「あまとう2号」。収穫作業はピークを迎えている=7月30日、福井県おおい町小車田の「桃園ぴーちふる」

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熟れたモモ甘~いよ 福井・おおいの「桃園ぴーちふる」で収穫ピーク

福井新聞(2019年8月1日)

 今年のモモも甘くておいしいよ―。福井県おおい町小車田(こしゃた)の桃農園「桃園ぴーちふる」で、収穫作業の忙しさが増している。赤く丸々と育ち、果汁はみずみずしく「食べごろになった熟したモモのおいしさを、ぜひ味わってほしい」とアピールしている。

 町民らでつくる合同会社「くだものがかり」が、冬から春先にかけてイチゴ観光農園を、夏場限定で桃園を営んでいる。

 約3千平方メートルの畑では8種類のモモを栽培。収穫は7月20日から始まり、今週いっぱいは直径7、8センチで、果肉が赤くて柔らかい「あまとう2号」がピーク。大玉の「あかつきエクセラ」の収穫もこれから本格化する。

 同社の山本仁哉代表社員(40)によると、今年は梅雨時に十分水分を吸収し、その後も太陽の光をしっかり浴びて順調に生育。豊作となり、例年の約3倍となる約3トンの収穫を見込んでいる。

 農園に隣接する直売所では、一般的においしいとされる糖度12度以上を厳選。「あまとう2号」は5、6個で千円~1500円程度で販売している。

 直売所は8月下旬までの午前7時半~正午に営業し、毎週月曜と8月15、16日は休み。注文発送にも対応。購入したモモを使ってパフェを味わうことができる。

 予約、問い合わせは同園=電話080(2958)6695。

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