福井県勝山市のかつやま恐竜の森(長尾山総合公園)にある屋外アミューズメント施設「かつやまディノパーク」を運営するワック(東京都)が市に寄贈した恐竜のモニュメントが8月25日、同市の北谷町コミュニティーセンターでお披露目された。
モニュメントは、高さ2・3メートル、幅5メートルのウレタン製のティラノサウルス。観光客の誘致を目的に、同センター駐車場の入り口横に設置した。
除幕式には山岸正裕市長や地元関係者ら約30人が参加。ワックの横山弘毅常務は「小さな恩返しではあるが、勝山の皆さんのお役に立てることをうれしく思う」とあいさつ。
山岸市長は、同センターが石川県側からかつやま恐竜の森に向かう際に通る国道157号に面することを踏まえ「石川から勝山を訪れる人がさらに増えるのではないか」と期待を寄せた。モニュメントを覆う幕が下ろされると、早速スマートフォンで写真を撮る観光客や家族連れの姿が見られた。
この日は同センターの物販・観光スペース山の駅「よろっさ」のオープン4周年を記念し、川魚のつかみ取りや赤飯の振る舞いも行われた。