きらびやかな山車が勇壮に巡行した敦賀まつり=9月4日、福井県敦賀市神楽町1丁目(本社ヘリから撮影)

きらびやかな山車が勇壮に巡行した敦賀まつり=9月4日、福井県敦賀市神楽町1丁目(本社ヘリから撮影)

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港町威勢天突く 敦賀まつり山車巡行

福井新聞(2019年9月5日)

 港町の繁栄を今に伝える福井県敦賀市の敦賀まつり最終日の9月4日、気比神宮周辺で山車(やま)巡行があった。戦国絵巻を再現した絢爛(けんらん)豪華な山車6基が大通りを勇壮に進み、祭りの盛り上がりは最高潮に達した。

 正午ごろ、山車は同神宮の大鳥居前にずらりと並んだ。昨年は台風で中止となったため、2017年の大鳥居修繕後で初の山車巡行となった。

 御所辻子(ごしょのずし)山車を先頭に、金ケ辻子(かねがずし)、唐仁橋(とうじんばし)、東町(ひがしまち)、観世屋町(かんじやまち)、鵜飼ケ辻子(うかいがずし)の各山車が門前の神楽通り、相生通りを巡行。法被姿の引き手は「エンヤサーエ」「オイスクデ」と独特の掛け声を響かせながら引き歩いた。

 本物の甲冑(かっちゅう)を着けた人形や豪華な水引幕で飾られた山車を一目見ようと、沿道は大勢の見物客でにぎわった。

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