石川、富山両県のさらなる発展を誓い合った懇親会=金沢市内のホテル

石川、富山両県のさらなる発展を誓い合った懇親会=金沢市内のホテル

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つるぎクラブ 石川と富山、絆を深める

北國新聞(2019年9月19日)

 石川県内で活躍する富山県出身者でつくる、いしかわ富山県人会「つるぎクラブ」の第5回懇親会は18日、金沢市のANAクラウンプラザホテル金沢で開かれた。経済や行政、教育、医療など多分野から集まった富山ゆかりの約300人は、両県の懸け橋として絆を強め令和の新時代に飛躍することを誓い合った。
 オープニングは、コンゴ民主共和国出身の父と魚津市出身の母を持つ歌手CHIKOさんがパーカッションとギターに合わせてパワフルな歌声を響かせた。
 世話人代表の富田勝郎金沢先進医学センター理事長=南砺市(旧福光町)出身=はあいさつで、仏産ワインの新酒「ボージョレ・ヌーボー」を引き合いに、「懇親会も5回目を迎えて『発酵』し始めている。みんなで力を合わせ、知恵を絞れば磨かれたものが出てくる」と呼び掛けた。
 来賓の馳浩衆院議員、山崎康至富山県副知事、中西吉明石川県副知事が順に祝辞を述べた。森雅志富山市長、夏野元志射水市長、田中幹夫南砺市長、砺波、氷見、小矢部、金沢の4市の副市長が来賓として紹介された。
 出席者は若鶴酒造(砺波市)の日本酒「辛口・玄」を手に森市長の発声で乾杯し、富山産の食材などをふんだんに使った料理を味わいながら歓談した。相川一郎金沢市副市長が締めのあいさつをした。
 つるぎクラブは、石川、富山両県の交流を促進するため、2015年2月に北國新聞社が事務局となって発足した。14年5月には富山県内で活躍する石川県出身者でつくる、とやま石川県人会「つるぎクラブ」も設立されている。名称は、金沢駅と富山駅を往復するシャトル型新幹線「つるぎ」にちなむ。

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