思い出の一冊を紹介するコーナーの前に立つ真栗室長

思い出の一冊を紹介するコーナーの前に立つ真栗室長

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最後のイベント楽しんで 27日小矢部「おとぎの館図書室」

北日本新聞(2019年10月25日)

 小矢部市民図書館おとぎの館図書室は27日、11月からの休館を前に最後のイベントを開く。紙人形劇や絵本の読み聞かせなどを予定しており、子どもたちに楽しい時間を過ごしてもらう。来館者の思い出の一冊を紹介するコーナーもあり、職員は「ぜひ足を運んでほしい」とPRする。

 市教育委員会によると、おとぎの館図書室は児童図書館として1997年5月にオープンした。「語りべの会ボランティア」のおはなし会など各種イベントを実施。2018年度は、2万1895人が利用した。石動駅併設の新しい市民図書館に移転するため、11月1日から休館する。

 27日は午後3時~同3時50分に最後のおはなし会を開く。同ボランティアによる手作りの紙人形劇や、職員の絵本の読み聞かせなどがある。読み聞かせでは、思い出の絵本など来館者のリクエストも受け付ける。

 来館者の思い出の一冊を紹介するコーナーも設置。新図書館は駅に併設するため、同図書館の思い出を乗せて新図書館に向かうイメージで本棚を電車のデザインに飾った。休館まで来館者からのコメントを受け付ける。真栗祥子室長は「人と本、人と人を結んだ図書室だった。最後のイベントにも、ぜひ来てほしい」と話している。

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