切った枯れ木や枝を集めるメンバー

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森林サポーターの会 前田墓所の整備に協力

北日本新聞(2019年11月18日)

 森林ボランティア組織「とやま森林サポーターの会」は今年から高岡市関の国指定史跡・前田利長墓所の整備に取り組んでいる。市の要請を受けたもので、古木や枯れ木を伐採するなど景観美化に協力。17日もメンバー9人が活動した。

 とやま森林サポーターの会は、県が実施した森林ボランティア養成講座の受講生で結成している。受講時期ごとに会をつくり、1~4期会に約90人が登録。県内の公有林を中心に伐採や下草刈りなどの森林整備を行っている。

 前田利長墓所は1辺が約180メートルの正方形の区画で、大名個人の墓としては全国でも最大級の規模を誇る。敷地内にスギやサカキなどが生い茂っており、同会が市から整備の支援要請を受けた。3期会の寺西昌明会長(66)=富山市=と高田建一さん(62)=砺波市=が中心となってメンバーに参加を呼び掛け、7月に一部を剪定(せんてい)。この日は枯れ木を切断し、折れた枝を専用機械で細かく砕いた。寺西会長は「高岡の財産であり、来年も継続して作業を行い、見学客が入りやすいようになれば。さらに多くの人に協力してもらえるとうれしい」と話した。

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